シャトー・デュ・ベルジェイ/2020　Chateau du Bergey AC Fronsac

【生産者解説】
【メルローへの情熱を施すオリヴィエ・グジョン氏】
ACフロンサックの北東部に位置するシャトー・デュ・ベルジェイ。フロンサックで一躍有名になったシャトーはあのミッシェル・ロランをコンサルタントに招聘したシャトー・ダレム。またジャン・リュック・テュヌヴァンをコンサルタントに招いたシャトー・オー・カルルもまた有名シャトーに。これらのシャトーと比較しても甲乙つけがたいと言わしめたのが今回ご案内するシャトー・デュ・ベルジェイだ。

シャトー・ダレムもシャトー・オー・カルルもカベルネ・フランを補助品種にしてアッサンブラージュをしている。この土地の土壌は粘土石灰質土壌の為、絶対的にメルローが最高のポテンシャルを表現する土壌がゆえに、カベルネ・フランに若干でも頼る必要があったのか？と疑問に思うグジョンが見出だ
した答えがメルローのみの栽培で、生態系を尊重し、人の手をかけないアプローチを進めるグジョンの熱き思いが、100%セパージュでできる所以です。

メルローの糖度の高さを畑の状態から生み出し、醸造工程でも果汁を酸素から守ることで、香りの豊かさと奥行きのある濃厚さ、そしてエレガントさを備えさせる全てを知り尽くしたものだけができる醸造を行っています。

【商品説明】
ブドウ品種：メルロー100%
ブルーベリー、プラム、ほんのりと土っぽい香り。 実直でメルローの華やかな香りに、非常に滑らかな口当たり。完熟までにさせたメルローを使うことでフルーティーでかつエレガント、そして濃厚さを備えた味わい。複雑さというよりかは、ボリュームがあり、青臭さもなく、コス・パのあるフロンサック・メルローを楽しめます。