2019 ブルゴーニュ・ピノ・ノワールBourgogne Pinot Noir

【ミクロ・ネゴス解説】
ドメーヌ・ド・モンティーユは、力強さや濃密さよりもバランスとエレガンスを重視し、素晴らしくピュアなアロマを持つワインを生み出すブルゴーニュ屈指の上質な造り手として知られています。ドメーヌの起源は1730年代に遡りますが、今日のモンティーユは、ユベール・ド・モンティーユが亡き父の後を継いで齢わずか17歳でドメーヌ物を造り始めます。
エティエンヌがドメーヌにもたらした最大の改革と功績は、1995年から有機栽培を始め、2005年から全ての自社畑のブドウ栽培をビオディナミ栽培へ移行させたことです。より豊かなアロマとシルキーで滑らかなテクスチャーを持つ樹齢が若いうちから打ち解けやすいワインを造ることでした。この歴史ある偉大なドメーヌをきめ細やかに変革させながら、ブルゴーニュでも指折りのトップ生産者としての地位を確固たるものとしています。

2012年、白ワインのラインナップ拡充を見越して、エティエンヌはともにマイクロ ネゴスのドゥー モンティーユを運営していた妹のアリックスを、2006年から白ワインの醸造責任者に任命。一方、赤ワインはエティエンヌがおもに監督するものの、全体のセラーマスターとしてアメリカ人のブライアン シーヴが2010年に就任させてさらなるエレガントで美しいピノ・ノワールを生み出しています。

ピノ・ノワールの優雅さを堪能できるこの味わいはバイオダイナミックスによるうま味が前面に出ていて翌日になるともっと広がりを見せます。

【商品説明】
やはり2019年ヴィンテージは素晴らしいです。まずバイオダイナミックス農法のブドウという柔らかい赤いベリーの香りが立ち上ります。グラスに注ぐとこれは美しいと思える綺麗な赤いルビー色をしていて、期待感抜群!!さらに香りが広がり、ブルーベリーをイメージする心地よいアロマ。味わいも当然比例する如く、きれいで柔らかい酸味がまずは感じますが、それを超えてくるうま味のある果実味の豊かさはさすが！！2019年と思えるこの価格でのこの味わいに満足度100%です。