シャンボール・ミュジニー/2020 Chambolle-Musigny

【ドメーヌ解説】
フィリップ・シャルロパンが30歳ぐらいの時、初めてアンリ・ジャイエと出会います。ボルドースタイルがバランスがとれていて力強かったことからワインスタイルをここに標準を置いていたことで「シャルロパンのスタイルは濃厚」と言われていました。現在ではこれに加えて、官能性、まろやかさ、繊細さを伴うスタイルになっています。これは、故アンリ・ジャイエがもの静かに提唱していた「除梗」をシャルロパンに進言しています。シャルロパンはこの「除梗」の大事さに気づくのに4年の歳月をかけてしまったとか。これを意味するのはアンリの「エシェゾー」の繊細さは天使よりも甘やかでしなやか。本質のブルゴーニュのピノ・ノワールに気づいたシャルロパンは「除梗」を取り入れ、自分の味わいにアンリの哲学である繊細さを加えた最高のブルゴーニュ、いやアンリが造っていた至高のピノ・ノワールを手中に収めました。時代の寵児たる風格を確立しています。今回最高のヴィンテージである2019年とあって驚愕のヴォーヌ・ロマネのご案内が実現!!!!

【商品説明】
ラズベリーはじめ赤い果物のコンポートをした肉付きよく豊満な印象の優雅なスタイルのヴォーヌ・ロマネ。華やかでアロマティック、という感じではなく、甘く熟したフルーツの姿が存在感たっぷり感じられます。厚みのある果実味に控えめな酸、タンニンは最後にしっかりと心地よく存在。時間経過毎に全体が柔らかにほぐれ、香りは複雑さを増して、楽しみな時間を。単純に、フレッシュな苺と合わせただけで美味い！！と唸ってしまったほどです。